あいうえおうた2006年07月10日

あいうえおうた
谷川俊太郎・降矢なな/福音館書店

以前me-donさんに教えてもらった本です。その時からずっと気になっていていつか買うとは思っていたけれど、先日本屋さんで発見!。さっそく我が家にやってきました。
今、ちょっとした我が家のブームとなっています(大げさ)。
不思議ですねー、さすが谷川俊太郎さんだからでしょうか。一度さらっと読んでやっただけなのに、少ししてふと見ると、娘二人でかわりばんこに本を持って、「見ないで言うから聞いててね」とか言ってさっそく暗誦し始めているではないですか!。この本を読むとなぜか自動的に暗誦したくなるようにできているのか?。あっというまに皆(娘1号、娘2号、私)すらすらっと暗誦!。
そして自分でも作れそうな気になってくるのがおもしろい。
娘1号作:「あいうえおさる おえういあかい おしりもあかい あいうえお」??

だってだってのおばあさん2006年06月20日

だってだってのおばあさん
さの ようこ/フレーベル館

おばあさんはとってもおばあさんで98歳です。猫と暮らしています。99歳のお誕生日、おばあさんはケーキにきっちり99本のろうそくを立てようと思いますが、お使いに行った猫はろうそくを落としてしまって5本しか持って帰れませんでした。しかたなくおばあさんは5本のろうそくを立て、祝います。「5歳のお誕生日おめでとう」と。

このおばあさんはいつも「だって私は98だもの・・・」が口癖なんですよ。でもね、5歳になってみたらなんでもできる!。「どうして前から5さいにならなかったのかしら?」。

大大大のお気に入りの絵本です。娘1号の5歳の誕生日のプレゼントでした。そして今日は娘2号の5歳のお誕生日。
 「5さいってなんだか ちょうちょみたい!」
 「5さいってなんだか とりみたい!」
いやー本当にそう思う時あります。いいなー、5歳!。幼稚園に行くときも、あっちへフラフラ花のにおいをかぎに行き、こっちへフラフラたんぽぽのわたげを飛ばしに行き、やっと幼稚園に到着です。

5歳のままでいることは無理にせよ、いくつになっても、「だってだって」は無しにして元気に前向きに楽しんでいきたいな。

The Gigantic Turnip2006年05月28日

The Gigantic Turnip
Aleksei Tolstoy/Niamh Sharkey
Barefoot Books
邦訳:  おおきなかぶ/ブロンズ新社

おなじみ、おおきなかぶのお話ですが、イラストがなんだかかわいい。それにちょっと登場人物(登場動物)が違うのです。邦訳は中井貴恵さんです。

ちょろりんととっけー2006年05月15日

ちょろりんととっけー
降矢なな
福音館書店 こどものとも傑作集

ちょろりんはトカゲです。この夏休みは初めておじさんのうちまで一人で行くのです。ところが弟のとっけーがこっそり後からついてきてしまいます。兄弟二人、いろんな試練をのりこえておじさんのうちをめざします。

降矢ななさんの本はけっこう好きです。絵もちょっと和風で。なにか心に触れるものがあるなー。
兄弟二人だけでおじさんのうちまで初めて行くんだよねー。
道もよく知らないのに。ぶっそうなものが出るのに。
なんだか私なんかそれだけでじわーっときちゃうんだ。ヘンかな?

まあちゃんのまほう2006年05月15日

まあちゃんのまほう
たかどのほうこ
福音館書店 こどものとも傑作集

「まあちゃんのながいかみ」の、まあちゃんのお話です。
まあちゃんは魔法の本を読んで人を動物に変える魔法を試してみました。
するとお母さんがたぬきにかわりました!。今度は元に戻す魔法をかけてみると、またお母さんに戻りました。ところがこのお母さん、なんだかへんです。台所のものをつまみぐいしまくるし、おもちゃは散らかしまくるし・・・・。

子供は喜びますねー。なんせ、普段お母さんが怒りそうなことを、お母さんががんがんやるのですよ。しかも「楽しいんだもん」なんて言っちゃってね。まあ最後はやっぱり怒られるんだけど。